エレベーターの調速機とは、落下防止を目的とした安全装置です。
この調速機はレベーターの昇降速度を監視する役割を持っており、速度が異常に速くなったことを感知すると安全装置を働かせる仕組みとなっています。
この速度を感知するには、ガバナーロープという別の部品が調速機の主輪を回転させることによって伝わる仕組みとなっています。
そして調速機には振子が付いており、遠心力によって外側に開いたり、閉じたりするようになっているのです。
これは昇降速度が速いと開き、遅いと閉じる仕組みとなっており、速度を感知できるようになっています。
この仕組みにより、もしなんらかのトラブルでエレベーターのロープが切れてカゴが急降下すると振子が大きく開きます。
すると普段は触れることのないスイッチに触れるようになっており、ガバナーロープが固定することでカゴの落下を防止することが出来るようになっています。
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